2019年の2月22日に発売されたSONYのAPS-Cミラーレスカメラのα6400。
発売から約2年が経過し、今なお価格ドットコムのデジタル一眼カメラ売れ筋ランキングのTOP10内(2021年3月現在)に入り込んでくる大人気のカメラです。
YouTuberにも人気ですよね。
僕はカメラデビューの際にこのα6400から入りましたので、2年間趣味や仕事で使ってきた感想や他のα6000シリーズとの比較を踏まえておすすめポイントをお伝えしたいと思います。
ちなみに、カメラの使用用途は写真8:2動画程の割合で、写真がメインです。
風景、建物内、人物撮影が多く、動画用途は主にライブ配信です。
写真も動画もそつなくこなせる優等生カメラで、操作性もいいので初心者にもおすすめです。
これからα6400の購入を考えている方にとって、少しでも有益な情報になったら嬉しい。
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SONYのミラーレス
いま、デジタルカメラの主流はミラーレスと言っていいと思います。
これまで主流だった一眼レフの、
重い!大きい!操作が難しそう!
な部分を取り除き、
持ち運びが楽!簡単操作!おしゃれ!
な要因がウケたことで初心者が入りやすくなり、更に驚きの高画質モデルの登場等もあり、その需要は大きく伸びたと思います。
実際に僕もカメラ購入の際、一眼レフの検討もしていましたが上記の理由でミラーレスの購入を決断。
軽いは正義。
そしてSONYはミラーレス一眼が主流になる以前よりミラーレス一眼のモデルを世に出しており、その経験値やノウハウは他メーカーより一歩先を行く存在だと言えます。
他メーカーもミラーレスモデルを出すようになった今比べても、例えばビギナー向けのモデルであっても高性能で扱いやすく、快適に撮影できます。
APS-Cセンサー
SONYのミラーレス一眼の中でも、α6400を含むα6000シリーズはAPS-Cというセンサーを搭載したラインナップです。
このAPS-Cというセンサーはフルサイズセンサーと比べると少し小さいもので、これを採用することで さらなる小型化を実現しています。
でも小さいセンサーじゃ画質が悪いんじゃ…
いいえ、そんなことはございません!
例えば大画面に表示させるとか、ポスターに印刷させるとか、暗い室内で撮影するって場合等はフルサイズに軍配が上がりますが、日常使用するぶんにはAPS-Cセンサーでも十分綺麗な絵が撮れます。
実際、SNSに投稿してスマホ表示とか、PC表示とか、撮影した写真でA4サイズのチラシを作るなんかもしましたが、とても綺麗で満足しております。
それに日常使用って考えると持ち運びしやすいっていうのは本当に良いことで、僕はカメラバッグは使わずにケースに入れて普段使いのリュックで持ち運ぶのですが、気軽に持ち運べることで撮影機会も増えとても楽しめています。
SONY α6000シリーズ
そんなSONYのα6000シリーズのラインナップはこうです。
○SONY α6000
※シリーズ下位モデル、2014年3月発売
○SONY α6100
※シリーズ下位モデル、2019年10月発売
○SONY α6300
※シリーズ中位モデル、2016年3月発売
○SONY α6400
※シリーズ中位モデル、2019年2月発売
○SONY α6500
※シリーズ上位モデル、2016年12月発売
○SONY α6600
※シリーズ上位モデル、2019年11月発売
こう見るとわかりますが、発売順でナンバリングされてるかと思いきや、下位のα6000はα6100に、上位のα6500はα6600へとクラス毎にアップデートしていってるのがわかります。
それでも新機種であるα6100、α6600を差し置いて売れ筋ランキングに君臨するα6400は、それだけ時代のニーズに合ったちょうどいいモデルだと言えるのではないでしょうか。
SONY α6000シリーズを買うなら、揃えておきたいアクセサリーはこちら
ナンバリングによる違い
α6000以降のモデルは、基本的なカメラの性能は特別大きくは変わりません。
画素数等も同じで、レンズ次第でどれでも綺麗な写真が撮れる良くできたカメラだと思います。
機種毎に変わるのは、主に操作性です。
上げるとすれば、オートフォーカス機能はα6400から進化してます。
それと新しい機種になるにつれてタッチパネルやボタン配置等の操作感が向上し、扱いやすくなってます。液晶モニターもα6400から180°チルトになってます。
他にもBluetooth機能、4K対応の有無等の仕様の違いはありますが、必須機能かどうかは用途次第の部分だと思うので、あくまで!持論を!述べさせてもらいます。
ちなみにα6000も3台所有しているので、そちらのレビューはまた近々まとめます。
α6100との違い
それでは、α6400と同じ2019年発売のα6100、α6600とα6400の比較をしていこうと思います。
下位モデルだけど新しいα6100は、α6400、α6600と比べると機能を減らして価格を抑えたモデルといった感じです。
個人的に一番重要な違いはファインダーの性能。
α6100のEVF(電子ビューファインダー)は144万ドット。
α6400のEVFは236万ドット。
更にα6400はフレームレートを120fpsに設定出来るので、滑らかで綺麗です。
ファインダーはあまり覗きませんって方は気にならない部分かもしれませんが、僕はファインダー覗きまくりなのでここの違いはかなり大きいです。
それともう1つ、動画撮影で楽しむならピクチャープロファイルの有無も重要な要素と言えます。
動画メインでお考えでしたら、断然、α6400です。
その他はフォーカスエリアの数、カメラ本体で色合いの調整ができるクリエイティブスタイルの種類、アンチダスト機能の有無等の制限があります。
その代わりα6100は価格ではα6400よりお求めやすくなってます。
ですが、その差は約2万円程。
ご自身の使用用途で選ぶべきですが、この価格差と機能差を比べると僕はα6400をオススメします。
写真用途でも動画用途でもα6400の方が価格差を超えたいい仕事してくれます。
α6600との違い
シリーズ上位機種のα6600との一番の違いは、こちらは光学式5軸ボディ内手ブレ補正を搭載している事です。
α6400はボデイ内手ブレ補正が無いのがなぁ…って言う人は結構います。
僕もあったらいいなと思っていた機能で、α6600が発表されたときは「もう数ヶ月待ってこっち買えば良かった…」なんて思ったりもしました。が、
実際に実機を触った感想だと、そこまで強烈に手ブレを抑える能力は無いなと思いました。ジンバルいらずとかそういうレベルでは決してないです。
それに僕の用途だと、手ブレ補正が必要なほどシャッタースピードを遅くする場面ってあまりないので…ここの魅力は薄れてしまいました。
でも、暗いところで手持ち撮影が多いって場合や、止まってる風景を撮る等シャッタースピーどを遅くする場合が多いって方には重宝する機能なのは間違いないです。
それと、α6600はNP-FZ100という大容量バッテリー対応となっています。
写真メインならそこまで恩恵は無いかもしれませんが、動画メイン、特に4K撮影を多用する場合はバッテリーの消費が激しいので、ここは羨ましいポイントです。
それより個人的にα6600を気に入った点はグリップです。
こちらはフルサイズのα7シリーズのような深めのグリップが採用されています。
α6400のグリップは薄く、僕は少々持ちにくいと感じたのでカバーを付けて調整しているのですが、α6600は元からグリップが深いので持ちやすいです。
そしてグリップ1つで随分見た目が格好良く見える不思議。個人的にここはすごく押せる。
ただ価格差が…現在の価格だと約4~5万円程の違いがあります。
この価格差と機能差をどう感じるかが判断のポイントです。
僕はそのままα6400を使い続けています。
作例
ここで参考までに作例をどうぞ。
α6400は価格と機能のバランスがとれたちょうどいいカメラ
ここまで同じSONYのα6000シリーズと比較してきましたが、改めてα6400は心からオススメ出来るカメラだと言い切れます。
写真、動画とも過不足なく応える優等生っぷりが素晴らしく、日常使用において不満はまず無いのではないかと思います。
特にこれからカメラを始めるって方はα6400から初めて、上達してもっとこういう機能が欲しい!って感じてからフルサイズなり上位機種に移行する…って流れがいいのではないでしょうか。
と言いつつ今の所、僕自身レンタルなどで他にもカメラを使って来ましたが、まだまだα6400を使い続けていく所存です。
特に今なら発売から時も経ち、価格も下がっているので最強コスパカメラと言えるでしょう。
ちなみにレンズセットで買うなら断然、高倍率ズームレンズキットをオススメします。
このセットのSEL18135ってレンズがなかなかいいんですよ…!
そのレンズやキットについてはこちらの記事でまとめています↓
購入を検討している方にとって少しでも参考になれば嬉しいです。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
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