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SEL18135のレビュー。SONY α6400は高倍率ズームレンズキットがおすすめ。

α6400 SEL18135カメラ

SONYのAPS-Cセンサー搭載ミラーレス一眼、α6000シリーズのレンズキットで定番のレンズ…

E 18-135 mm F3.5-5.6 OSSこと、SEL18135

α6000シリーズの購入を考えてる方は、レンズキットでの購入を考えている方が多いのではないでしょうか…?
レンズキットにはパワーズーム、ダブルズーム、高倍率ズームの3種類がありますが…僕は断然、このSEL18135が同封される高倍率ズームレンズキットをオススメします。

特にこれからカメラを始める方に強くおすすめなので、撮影画像や実体験を元にご紹介しようと思います。

手軽で便利!だけど頼りすぎるのは要注意…?
そんなSEL18135の魅力が伝わりますように。

α6400 SEL18135 桜

α6400×SEL18135 F5.6 1/250秒 ISO125 74mm


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SEL18135はこんなレンズ

焦点距離18mm-135mm(35mm換算27-202mm)の焦点距離を持つ高倍率ズームと呼ばれる種類のレンズです。
2018年2月発売なので、この手のレンズでは比較的新しいレンズです。

スペック表

レンズマウントSONY Eマウント
対応撮影画面サイズAPS-Cフォーマット専用
焦点距離18~135mm
フルサイズ換算27~202.5mm
開放F値3.5
最短撮影距離45cm
フィルター経55mm
手ブレ補正レンズ内手ブレ補正方式
外形寸法67.2×88mm
質量325g

レンズ内手ブレ補正!これはα6400やα6100等のボディ内手ブレ補正が搭載されていない機種には特にオススメです。
フィルター径は55mm。

SONY α6400 高倍率ズームレンズキット

 
レンズ単体
 
カメラのレンズキットで買った方が圧倒的にお得です。

高倍率ズームレンズのおすすめポイント。

焦点距離の守備範囲

高倍率ズームレンズと言われるだけあって、そのズーム率が売りです。

通常、ズームレンズは焦点距離毎に分類されていて、それぞれの焦点距離は

・広角ズームレンズ=10~35mm
・標準ズームレンズ=18~55mm
・望遠ズームレンズ=70~300mm

だいたいこんな具合です。
なのでこの高倍率ズームレンズは一本のレンズで標準ズームレンズ~望遠ズーム程の焦点距離をカバーできちゃうって事になります。

初心者にとっての利点となるポイント

レンズ一本で様々な距離の撮影を行えるので、

・撮影中、被写体との距離に合わせてレンズ交換する手間が省ける。
・持ち運ぶレンズの本数が減らせるので、気軽にカメラを持ち運べる。
・次に欲しいレンズの基準が掴める。

といった恩恵を得られます。
例えば、”桜を撮りに行こう!”ってなった場合、ダブルズームレンズキットの様な標準ズームと望遠ズームが別れた物を持ち出すと、広く撮りたかったり接近して撮りたかったりする場合にその都度レンズ交換する手間が発生します。
慣れてしまえばその場でも出来ますが、慣れないうちは交換の際にセンサー内等にゴミが入ってしまったり、最悪レンズを落としてしまったり…というリスクが伴います。

そして持ち運ぶレンズの本数が多ければ、それだけ荷物も増え、重く、かさばります。
最初のうちはとにかくカメラを持ち出して、撮影経験を増やす事が大切だと思うので、荷物が多くなって持ち出すのが億劫になっちゃうのは避けたいですよね。

それに最初に広範囲の焦点距離をカバー出来るレンズを一本持っておけば、次第に”このくらいの距離に特化した単焦点が欲しい”とか、”もっと遠くを撮れる望遠が欲しい”っていう自分のスタイルや好みがわかってくるので、次のレンズ購入の基準にもなります。

なんて便利なの!!(便利ズームとも言われるそうです)

外観、装着画像

レンズ単体

鏡筒は樹脂製です。
金属製の物と比べると高級感や安心感は劣りますが、その分軽量化を実現している要因かと。
ズームリングを回すと先端が動くタイプです。

装着画

α6400に取り付けた画像です。
ボディに対して少々レンズが大きく(長く)感じる方もいるだろうか…?
でもレンズの重量が325gなので、α6400に取り付けても728g!
週間少年ジャンプくらいの重さです。
1キロ切るのはとても扱いやすいですよ。

α6400についてはこちら

【2021最新】SONY α6400を実写レビュー!2年使用してわかったこと。
SONYのAPS-C搭載のミラーレス一眼カメラ、α6400。写真と動画で約2年間使用してきた感想や、作例付きの評価を書きます。初心者にもピッタリなコスパ最高なカメラ。今でも人気な秘密がわかります。


それでは、次はα6400とSEL18135の組み合わせでの作例を見ていただきます。

作例

広角側

SEL18135 広角

α6400×SEL18135 F6.3 1/200秒 ISO100 18mm

望遠側

SEL18135 望遠

α6400×SEL18135 F6.3 1/250秒 ISO200 135mm

望遠側でMAX135mmですが、これはフルサイズ35mm換算にすると約202mmにもなります。
望遠側で考えると、これがAPS-Cの強みですね。

ボケ具合

α6400 SEL18135 ハイビスカス

α6400×SEL18135 F5.6 1/125秒 ISO600 53mm

α6400 SEL18135 桜

α6400×SEL18135 F5.6 1/250秒 ISO125 80mm

使用感

F値の変動具合

大体ですが、

18~19mm F3.5
20~25mm F4
26~40mm F4.5
41~60mm F5
60~135mm F5.6

といった感じです。
少々暗めのレンズになるので、室内よりも屋外での使用がおすすめ。
ISOを上げても良いのであれば室内でも全然いけます。
F3.5の範囲がもうちょっと長ければな…!ちょっと回せばすぐF4…。

オートフォーカスの速さ

これは速いです。(α6400での使用)
さすがSONY純正で設計も新しいレンズといったところです。

α6400 SEL18135 犬

α6400×SEL18135 F5.6 1/125秒 ISO125 101mm

高倍率ズームレンズの懸念する点もあります。

この、とーっても便利なSEL18135もとい高倍率ズームレンズですが、便利過ぎるがゆえの心配もあるんです。それは、

これしか使わなくなる。

一本である程度何でも撮れてしまい、撮れる絵もなかなか綺麗なので、”これだけ持って行けばいっか…!”ってなってしまうかも。(僕はなりました)
確かに沢山持ち出して撮影機会を増やすのは良いことなのですが、便利だからとこればかり使っていては上達が遠のいてしまいます。

写真上手くなりたい!と思うのでしたら、いずれ高倍率ズーム断ちが必要になる場合もあります。

理想なのは、ある程度カメラに慣れたら高倍率ズームは選択肢の一つと捉え、色々なレンズを試してみるべきだと思います。

SEL18135はおすすめです!!

ここまで紹介させていただきましたが、如何だったでしょうか?

一本で広い焦点距離をカバーし、絵もなかなか綺麗。しかも軽量で快適撮影。

これからカメラを始める方の練習にはもちろん、何を撮るか決めてないけどお出かけついでにカメラ持っていこう!とか、旅行で色々撮りたいけど荷物は少なくしたい!って時なんかに最適なレンズだと思います。
なので、これからSONYのα6000シリーズの購入をご検討でしたら、高倍率ズームレンズキットがおすすめです。

ご購入の参考になれば幸いです。

お付き合いいただき、ありがとうございました。

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